1年生大会おつかれした!

先週で一年生大会も終わり、いよいよ冬練がスタート。早いもので今年もあと3週間ちょっとになりました。暗くなるのが早く、なんだか焦って生きている感じがします。体調不良者が続出しているので、大会が終わっても体調管理には気を付けていきましょう。

1年生大会が終わってひと段落着いたので、思うところをつらつらと文章にしていきます。この大会で僕が得た学びは大きく3つです。

38期生のチーム力はすごい

まずはこれです。38期生のチーム力にあっぱれ。駒谷コーチの話にもあったように、最初はボール回しで10周すら続かなかった。そこからの成長に、素直に感動しました。

そして、全員が試合に出ることができるレベルまで成長したのも素晴らしい。秀瑛が投げると、みんなの心臓が2倍速くらいで動き始めます。僕も同じように祈るような気持ちで見ていますが、思い出作りに仕方なく登板機会をあげているつもりはさらさらありません。

僕は秀瑛が投げても抑えてくれるだろうと、完全に信じてしまっているので登板してもらってます。他の選手も同じです。ここで○○が出て打ってくれたら、抑えてくれたら最高だよなと思いながら、メンバーを選んでました。勝ち負けというところで言うと微妙な采配かもしれませんが、選手全員がコーチたちを信じさせてくれるところまでレベルアップしてくれたことがすごいと感じます。

全員がここまで上達したのには、選手それぞれの野球への情熱、指導者のサポート、家庭のバックアップ、全てがかかわっているはずです。そこに感謝の気持ちを忘れずに次に向けて頑張りましょう。

そして、麻溝台グラウンドには野球がうまくなりたいという「気」が満ち満ちているのもレベルアップの要因の一つに違いありません。それはグラウンド移転から、36期の先輩たち、37期の先輩たちが作り上げた空気。居残りしてでも自主練をとことんやるという雰囲気を作った八代前主将・辻主将の影響力はすごい。

そういう“場所”で、全員が活動できているというのが、この前の大会の雰囲気につながっているんだろうと思ってます。中1らしく感情の起伏を前面に出して躍動する姿、自分達で盛り上げようとする声の圧には何度も鳥肌が立ちました。見に来ていた保護者の方も「感動した」と言っていました。

一冬越えたら、もう少しクールにグラウンドに立てるように、フィジカルもメンタルも鍛えていこう。試合後に泣いている君たちを見てもらい泣きしそうになりながら、「いい冬になるだろうな」と、楽しみになりました。あとは久しくグラウンドに来れてない永山瞬の復帰が待ち遠しい限りです。

37期生の後輩を思う気持ちはすごい

1年生大会が始まる前にも言いましたが、僕は38期生に特別な思い入れを持っているわけではありません。相模原ボーイズを選んでくれた全員が好きです。何なら長く一緒に活動している36期生、37期生の方が思いは強いです。38期生とも、今回の大会をはじめ、一つずつ思い出を刻んでいくのが楽しみです。

そんな中でも、人数が少ない代には少し肩入れしてしまうものです。37期生には何とか良い思いをして卒団してほしいと思い続けています。そういえば4人で入団し、4人で卒団していった34期生にも同じような思いを持っていたのを思い出します。

4人です。4人ではボール回しがやっとでシートノックすらできない。1年生が1年生大会に向けて活動するということは、自分達が野球らしい練習ができなくなるということです。36期生の進路決定組が参加してくれることはあっても、自分達の代が春に向けての野球をできる時間は少なくなります。そんな中で文句ひとつ言わず、後輩を全面的にバックアップする雰囲気を作ってくれました。

同級生で一丸となって、声を掛け合って、同級生で勝ちを喜んで・・・

人数の関係上、自分達にはできないことをしている後輩を見て、どこか羨ましい気持ち、妬ましい気持ちが湧いてきてもおかしくないと思います。

それでも、心から相模原ボーイズ1年生を応援して、後輩の良いプレーを一緒に喜んでいる姿を見たとき、後輩が大多数の今年のチームを引っ張る先輩4人が佑貴と龍彦と吉樹と利仁でよかったなと、心から思いました。

たった4人の大応援団、最高でした。

杉本監督はやっぱりすごい

1年生大会の前日、2年前に一年生大会を率いたゆうすけコーチとこんな話をしました。

弟

そういえば、こうたたちの代の1年生大会前日、一睡もできなかったわ。

兄

マジ?うそでしょ。(笑)

結果、一睡はできたものの二睡はできませんでした。緊張というより、考えることが多くて目がさえてしまうという感じ。どういう試合展開になったらこれがこうであれがああで‥‥‥

これを年がら年中やってる杉本監督はやっぱりすごいなとしみじみ感じます。よく大会当日に、「朝3時に起きた」なんておっしゃってますが、なんとなくその気持ちがわかる気がしました。

しかも、38期生は明らかに周りのチームの1年生に比べて強かったですが、それは杉本監督がバチバチに鍛えているからです。普通、中1の秋で1・3塁の盗塁をあんなにきれいに刺せません。

杉本野球は要求水準が高いし、難しいし、しんどいなと思うときもあるかもしれないけど、信じてついていけば間違いなく強くなります。強くなろう。

コーチたちもやるからには勝ちたい。最上級生が4人だろうと関係ない。

辻本代表が新チーム結成の時に掲げた公式戦1勝の目標は、運よく年内に達成できた。もう少し目標を上方修正していいんじゃないかな?たった2週間で大きく成長した38期生が再び4人のチームに加わります。杉本監督を信じて冬を乗り越えて、春には夏まで散らない桜を咲かせましょう。

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