ゴールデンウィークの初日はまだ4月だった。なのに気付けばもう5月も半分が終わろうとしている。時の流れは本当に恐ろしい。
合宿の当たり前は色褪せていないか
合宿での共同生活を通して、「当たり前の基準」が色々なところで上がったと思う。
せっかく食べる量が増えたなら、家でも頑張って食べよう。
せっかく早起きしたのなら、普段から親に起こされる前に自分で起きるように頑張ろう。
合宿をはじめ、火木土日ボーイズの活動は、みんなにとってきっかけでしかない。
せっかく意識が上がったところ。野球のプレーも含めて当たり前の基準を引き揚げていこう。
全力で動く
合宿でこだわった全力疾走。とにかく動き出しを早くしようという話もした。これは日常生活からも意識できる。
頭の良い人は歩くのが速いらしい。常にきびきび動こう。
スイングの量
合宿2日目、あれだけフリーバッティングをやったから午後の紅白戦はかなりバットが振れていた。
やはりスイング量は大事だ。夏に向けて、気温も上がってくるとどんどん体が動くようになる。スイング量は落とさない。これも忙しい毎日の中でも自分の時間で意識していこう。
感謝
改めて、たくさんの人の支えがあって成り立つ野球だということがわかったと思う。「ありがとう」という言葉はきちんと伝えよう。
合宿という特別なイベントではなくても「ありがとう」はその都度伝えていこう。そのうえで、やはり僕たちが毎日全力でプレーする姿をご両親に見せたい。常に思い切りプレーしてほしい。
37期生へ
中学校生活にもだいぶ慣れたころだと思う。ナイター練習の参加も始まって、いよいよ本格的に中学野球がスタートする。
厳しいことを言われることもあるだろうし、好きな野球だけど、少し疲れてしまうこともあるかもしれない。そんなときこそ、入団の一番初めの気持ちを忘れずに。
36期生へ
2年生大会勝利おめでとう!大きく成長中の2年生。 次の一年間、15人が相模原ボーイズの不死鳥の旗を背負って先頭を走っていく。少しずつ新チームの準備ができているように感じる。これからが楽しみです。
3年生と野球ができるのは残り本当にわずかな時間しかない。学べるうちに目いっぱい学んでおこう。いなくなってからでは遅いから。今のうちに、最上級生の動き方を吸収して、良いものを受け継いでください。
※離脱している選手、復帰を待ち望んでます…焦らず万全で合流しよう。
35期生へ
いよいよラストスパート。合宿も終わり最後のイベントは公式戦のみ。最後だからこそ、細かいところに厳しい集団でいよう。
1㎝、1秒で勝負が決まる。その一瞬でこのメンバーであとどれだけ野球ができるかが決まる。もっと厳しくなれるし、もっと強い集団になれると思う。
練習の一つ一つが全て、全て最後の公式戦につながっている。そこを理解できた選手は残りの2カ月弱で1年分成長する。
全国大会、諦めてません。
二度とないこの時間で
合宿の2日目、風車の奥に沈む夕日を見たとき、「また来年だな」と思いました。
でも、来年はありません。
コーチの僕にとって、合宿も選手権大会も毎年同じ時期にやってくるけど、このメンバーでの合宿、選手権大会は二度とないのだと、当たり前のことを思い、なんだか涙が出そうでした。
時間というのは残酷で、どんなに願ってもとまってくれないし、反対方向に流れることもない。二度とないこの時間で、運命的に集まったこの三学年で何を残せるか。
チーム井上り、34名でどこまで行けるか。。。
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