中島陸ヘッドコーチ

36期生、3年間ありがとう!

卒団おめでとう!相模原ボーイズでの3年間はあっという間だったんじゃないかな?

スライドショーを作るために保護者の方から送られてきた、幼少期の写真を見て「こんなにかわいかったのか…」と一人でニヤニヤしていました。入団のときから比べても、みんな顔が大人になってるね!

いくつか、みんなが相模原ボーイズの在団生である最後の日に伝えたいことを書いていこうと思います。

仲間の大切さ

おそらく、高校に行くとそこでまた最高の仲間と出会えるはずです。目標に向かう中で、新たな仲間とのきずなが深まったり、一緒に、部室で愚痴を言いあったりもすると思います。

先輩たちも言っていますが、高校生活が始まると相模原ボーイズでの友達との連絡は疎遠になることもあるかもしれません。新天地で自分の命を燃やすのだから、過去よりも“今、ここ”にいる人たち、すなわち高校生活を共に歩む人たちとの関係性が深まるのは自然なことです。

それは、寂しいことではないと思います。

ただ、時に立ち止まって過去を振り返ることは大切です。高校生活3年間、ずーーーっと前だけを見て走り続けられるほど、楽な環境ではないです。「明日が来なければいいのに…」と本気で思うほどしんどいこともあります。

そんなとき、支えになってくれるのは、中学での3年間を一緒に頑張った相模原ボーイズの仲間だったりします。苦しくなったり、あきらめたくなったりしたら、自分だけで考えこまず、周りの大人に、かつての仲間に、監督コーチに相談してください。

みんながふとしたときに、ふらっと戻ってこれる「母校」のような場所であり続けるために、後輩たちと引き続き麻溝台で頑張っていきます。

自分の日々に意味付けをしていく大切さ

高校生になると、始めはドキドキだと思います。ただ、いつしかその環境にも慣れて、緊張感が薄れてしまう日もやってくる。

そうなったときに、自分を奮い立たせてくれるのは期限が明確な目標です。ここからまた、2年半の野球生活、3年間の学校生活が始まると考えると、先が長いと感じるかもしれません。

でも、見方を変えてみると、2年半は3か月×10です。

3か月前と言えばいつごろだろう?12月の冒頭だから、中3はちょうど成績が出たくらいの時期です。12月のはじめから今日までの時間を10回繰り返したら、もう高校生活最後の夏になっているということです。

本当にあっという間なんだ、高校生活は。

だから、一日一日を無駄にせずに小さな目標を立てて頑張ってほしい。3か月ごとに、「どういう自分になっていたいのか」を確認しながら毎日を過ごすと、それを10回繰り返したころには、考えられないくらい立派な大人になっているはずです。

ただ過ぎていく日々に自分で目標を立てて意味を付けていく。高校生になるとこれが少しずつ求められます。

最後に。

しばらく会わなくなるけど、次に会った時にはお互い成長していられるように、毎日やり切りましょう。

ここでの3年間を土台にして、次の3年間も一人一人がそれぞれの場所で輝くことを祈ってます。

改めて、卒団おめでとう!

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