さて、38期生の関東予選が終了したこのタイミングで、39期生の新チームも同時にスタートしました。
杉本監督は、上部大会進出を勝ち取った38期生と8月中旬まで活動するので、しばらくの間はコーチたちがメインで新チーム体制を作っていくことになります。
あ、ちなみに杉本監督も全く見ないわけではないです。グラウンドが重なるときには一緒に活動するし、1,2年生のこともかなり気にしてくれているので、そこは安心してください。
新体制について
新チームが正式にスタートしたので、7月13日(日)の練習はキャプテンを決めるところから始まりました。
相模原ボーイズでは例年、選手間の投票でキャプテンが決まっていましたが、今年は違いました。指導者からの推薦でキャプテンが決まっています。
例年通りであれば、「選手が決めたこと」ですが、今年は指導者の思いが入っています。どのような流れで新体制が決まったのかは、選手はもちろん、これから1年間サポートしていただく保護者の方も気になるところだと思いますので、簡単に公開します。
キャプテン
キャプテンは笠原昊駕くんに決まりました。
これは、駒谷コーチからの強い推薦がありました。これに対して、話し合った指導者からの反対意見は一切なく、あとは本人が引き受けるかどうか、というところでした。
昊駕自身、すごく葛藤していて、特に2学年上の辻先輩の影響が大きく、自分にキャプテンが務まるのか自信がないという本音も話してくれました。
辻先輩や海老根先輩のようなキャプテンになろうとする必要なく、昊駕が思うキャプテンになればいいというアドバイスと、入団から一緒にやってきた駒谷コーチの思いを飲み込んで、30分近く考えた末、大きな決断をしました。
39期生の選手たちには、昊駕が「やってやろう」という強い気持ちと同じくらい、「できるかな」という不安を抱えていることを理解しておいてもらいたい。
そして新キャプテンの昊駕には、大きく見えた辻先輩も海老根先輩もそういう不安でいっぱいのところから始まって、だれにも相談できない悩みも抱えつつ、ほかの誰でもない自分でキャプテン像を作ってきたということを覚えておいてもらいたい。
駒谷コーチからは全員に向けて、「俺も昊駕と一緒にやるくらいの気持ちで頑張るから」という話がありました。コーチたちもしっかりサポートします!
全体に向けての話にもあったけど、これまでに学年のキャプテンをやったことがある平本海斗や瑛大がダメだったわけでは決してないです。
個人的には、キャプテン経験のある選手がたくさんいる状態で活動ができるのがかなり頼もしいです。
副キャプテン
2年生で16人、1年生で18人、合計34人のチームをまとめるには、キャプテンだけでは難しく、副キャプテンも1人ではなく2人決めることにしました。
副キャプテンは石野陽斗くん・平本海斗くんに決まりました。
今年はキャプテンがコーチからの推薦だったこともあり、副キャプテンの一人はキャプテンの昊駕による指名、もう一人は選手の投票で決めることになりました。
昊駕がキャプテンをやると決めた瞬間に、副キャプテン=石野は即決していました。「誰に対しても厳しいことを言ってあげることのできる石野がいてくれるとやりやすい」ということです。
コーチたちの中では予想外ではありました。ただ、陽斗は厳しいことを言えるうえに、言っていることが的確なことが多い印象です。すごく良い副キャプテンになってくれるのではないかと期待してます。
もう一人の副キャプテン、平本海斗は選手による投票でした。ほかにも複数人名前が上がっていましたが、多数決で決まっています。もともとキャプテンをやっていたこともあるし、声も通るのでここはあまり驚きはないかなという感じ。
ちなみに、この日の午後に3年生にも聞いたところ、「ひらかいは間違いないと思います」と言ってくれる3年生が多かったです。
3人が中心となって、経験のある瑛大や副キャプテン候補で名前が上がった健太や山崎凱斗も存在感を出しつつ、頑張ってもらいたいです。
個人的には、大地と凛太朗が遠慮しなくなるとかなり強くなると思うな。
ひとまず最初の大会まで
毎年見ていて、新チーム最初の大会とリスト杯とでは、同じ秋の大会でも戦い方やチームの雰囲気が全く違います。1年生の試合への絡み方も変わってきます。全く別物です。
そう考えると、まずは8月末に開幕する最初の大会まで、39期生を中心に見てきた駒谷コーチと、40期生をメインで指導している吉岡コーチと一緒に、いつ杉本監督に正式にバトンタッチになってもいいように、頑張れればと思ってます。
新チームになると、自分自身への期待が良い方にはたらいて一気に伸びる選手もいれば、空回りして悩む選手もいる。
大切なことはスタートした時のわくわくした気持ちを持ち続けられるかどうか。自分に期待し続けられるかどうかです。
自分たちで決めた目標に向けて、まずはやれるだけやってみよう。




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